| 決定的瞬間 | ||
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ある晴れた日お隣の芝生にひらりと舞い降りた白い鳥。それにしてもスラリとして上品。鶴?痩せたペリカンとでもいえる。レースのカーテン越しにカメラを向けたが気づかれて撮影不発。無念の涙を飲んだ。カメラは常時手元に置いて気長にその日を待った。そのうちお隣に越してきた一家の3才と5才の美少女姉妹が金魚を水槽に飼い始めた。ある朝鳥が長い嘴を突っ込んでいるのを目撃した。注進するのもどうかと逡巡していた。密告は気が引けるし。。。回覧板を届けに来た美少女×2のママが『折角水槽に入れて一緒に引っ越してきたのに金魚が1匹もいなくなったんです。』とぐちり始めた。 『庭で見かけたあの品のいい鳥がそんな悪いことをするとも思えません。子供達も鳥さあ〜んお魚食べちゃったの?と問い質しましたけどさ〜っと黙って逃げるんです』鳥が『ええま美味しく頂戴しました。どうもすみませんね〜』とでも告白をする訳はなし。もう現行犯逮捕が無理なら動かぬ証拠を撮るしかない。遂にその瞬間が来た。今回は2階の私達の寝室の窓から撮影した。見下ろす鳥の目線の先は水槽である。 犯人は多摩川流域に自生する中鷺だ。 |
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