パリの 地下鉄
現在1号 線から13号線までの、全13路線がパリ市内300以上の 駅 を縦横無尽に走って廻っている。路線図参照運転間隔は、5〜10分ぐらい全線均一で、8F(=約140円)である。
今年は地下鉄誕生100周年。車両参考ページいろいろ記念グッヅが売っている。3日間、地下鉄、バス、RER、国鉄SNCFに乗り放題の“Billet Paris-Visit(ビエ・パリ・ヴィジット)”という切符 95F(=約1900円)が便利。
パリの地下鉄はまた 大道芸人音楽家の私設ステージ。それに意外に構内は音響がいい。特にRER(郊外鉄道)と繋がる大きな駅の構内はメッカ。今まで感動したのは2回だけ。サンミッシェル駅のヴァイオリニスト。ベルリンの壁が落ちた直後だったからきっと東独の名のある演奏家だったと違いない。
私は途中下車し聞き惚れた。そして今度の旅のコンコルド駅。10人程のグループで階段に座りこむ人がどんどん増えた。カルメン幻想曲からバッハ管 弦楽組曲2番のとき待ち合わせがあるので中座。でも乗り込もうとしたらモーツアルトの『チート侯の慈悲』?が始まり堪らず乗車断 念。訳もなく涙が。。。車座になってる学生に
『こんな技量のあるグループなんて』と私。
『ああ年代もバラバラな楽団だね』と彼。
『なんかCDも出してるそうだよ』と老人。
そうなのだ。耳の肥えたパリの人達はどこぞの評論家が誉めたからどこかの国のコンクールに入賞したからってウルウルになる薄っぺらな輩ではなさそう。エヂットピアフもグレコもみんなパリの街角が育てたのだ。

ドフィーヌ駅アールヌーボーのひさしの入口
そのパフォーマンス?付きのパリの地下鉄の乗り方だが路線番 号と主要駅名 の書かれた案内板を見て歩けば目的地に行くた めの路線のホームにたどり着く。自動改札機のゲートは、自分で、鉄の棒の ゲートを回して通り抜ける方式(ターンバックル式)である。だから、改札機飛び越え防止のために、かっての機動隊の楯のような 大きな板が、各自動改 札機出口についている。列車が停車したら、ドア中央にあるハンドルを回すか、または新しい車両の場合、ドア左右にボタンが設置されているので、そのボタンを押して、ドアを開ける。自力で扉を動かすのではなく、電動でドアは開く。そし て、閉まるときは、自動である。このハンドルやボタンを押す操作は、乗るとき、降りるときに行う。やや不便。

エクトル・ギーマール作の
アールヌーボー様式のメトロ
の入口
フランス政府観光局
パリ地下鉄の自動改札機は、入場 専用なのである。出口は自動ドアであり、切符を回収しないのでもう凄い。切符が捨て放題。

秋の落ち葉のように風で舞い上がっている。私は道に迷うと地下に潜る。
そして地下鉄がなんとか目的地に運んでくれるから。